事業案内

今、求められているものは何か？

私どもの生産ラインは個々の加工・製造過程がユーザーの皆様方にとって良き製品、良きパートナーシップの提供を可能とするものであることを願い、全工程の単位プロセスに亘るきめ細かいQCD 管理を心掛けて所要技能に関する職員一人ひとりの基礎教育の充実を図っております。

現場技術は上流側部門における論理ベースの識見と解析知見を積極的に活用して相互に補完し合うことにより可能な限り信頼性の高い工程を整備すべきであると考え、座学とOJT による社内教育の強化に取組んで参りました。

製造部門の使命は良い品質の製品・技術をより早くより低コストで提供することに尽きますが、私どもの生産物がユーザーの手元に渡った後にも適切な機能を発揮し続け安心して永くご使用頂けますよう品質の根底を保証する金属及び材料一般に関する技術研鑽には特に注力致しております。

ややもすると板金加工の実用ラインは理詰めに依存する工程や工法の適用が不可能視され或いは非効率に流れる傾向が高く、この慣習的（不可避な伝統的踏襲）とも言える諸条件を適切に克服すべく自助努力を我々自身が鋭意重ねていかない限り、この分野の好適な発展や一層の社会貢献或いは実効の上がる事業効果はもはや期待し得ない情勢にあります。

私どもは従来の板金加工･金属加工の伝統を尊重しつつ敢えて未経験ではあっても何か新しい枠組みの創出に貢献し得るような新規性の高い技術・技能の習得と新分野の開拓に向けて微力ながら着実に取組んで参ります。

今後ともユーザー各位の暖かい御支援を賜りますよう御願い申し上げます。